「まぁ、誰かが何とかするだろ…」
ついこの前、頭の中で流れた言葉。
少し冷たく、影からこそっと言ってくる感じ。
聞こえた瞬間、胸がざわついたのを覚えています。
………。
ちょーっとだけ、息が詰まりましたよね。
(僕だけですか?笑)
みなさんこんには、こうろくです。
先日、即興劇の練習で、ちょっとした成功体験をしたので共有しますね。
※ちなみに即興劇とは台本を使わずアドリブで進めていく芝居のことです。僕は10年以上、この即興劇(インプロ)をやってきています。
「誰かがなんとかするだろ〜」と頭の中で声が聞こえる前、僕は即興劇を外から見ていました。ちょうど芝居が始まった時です。
設定はまだ決まっておらず、二人の役者が舞台に立って、お手玉をしていました。
僕は盛り上がっていない様子にすぐに気がつきました。
⭐︎⭐︎⭐︎(以降、頭の中の声です)
二人とも機嫌が悪そうだな…。
ここはどこで、二人は誰なんだろう…。
く、苦しそうだ…。
だけど二人ともプロだし、もう少し様子をみよう…。
大丈夫…大丈夫なはず…。
最悪、他にも人はいるし……
まぁ、誰かが何とかするだろ…。
はっ!!
な、なんて冷たい声なんだ!!!
このままじゃ後悔する!!!
今すぐ何とかしなきゃ!!!
(そう考えた僕は、すぐさま舞台に飛びこみました)
⭐︎⭐︎⭐︎(頭の中、おしまい)
『成功とは意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返す事である』
イギリスの元首相、ウィンストン・チャーチルの言葉です。ほんとにその通り。失敗よりも、意欲を失う方が問題です。少し上の文章、⭐︎のところを読み返して欲しいんですけど、外から芝居を見ていた僕、意欲を失いまくり(笑)
明らかに楽しさとかワクワクを失ってますよね。
そんなことより、失敗を恐れずに飛び込んでしまえばいいんです。
失敗は、他人事になった瞬間から起こる。
誰かが何とかしてくれるって思い始めたら要注意。
そう僕は学びました。
これが先日の、ちょっとした成功体験です。
僕は即興劇を長年やってきて、自分が意欲を失った途端に物語がつまらなくなっていく経験を何回もしてきました。今回も、そうなるところでした(笑)自主性って大事ですね。誰かに任せた方が楽かもしれないけど、自分の思ってることは表に出さないと伝わらない。
人生も同じ。
誰かが勝手に「あなたはこれが好きだから」って選んでくれるわけじゃない。いつだって自分の側にいるのは自分だから、いつも自分に「なにがしたい?」と聞けるといい。それがわかっちゃえば、あとはやるだけだから、すごく楽。
あの時の自分、ナイスだよ。
ね?
それを踏まえて今、なにがしたい?
………。
うんうん、そっか。
じゃあ、そうしよう。
そうやって、このブログを書き始めました。
ここまで読んでくれてありがとう。
あなたは今、なにがしたい?